IE9ピン留め

相談室のロゴができあがりました!!

サイト訪問リピーターの方、気づいていただけましたでしょうか??

シドニーで開業して10年以上になる相談室ですが、ロゴマークができました!!濃いピンクで白抜きのロゴです。目立つでしょう?

それからクリニックの名前も新しくなりました。Sydney Cocoro Clinic、日本名は「シドニーこころの相談室」です。親しみやすいように、近づきやすいようにと思い、以前よりも短いクリニック名にいたしました。

今後シドニーでのいろいろな媒体で、このロゴマークを目にしていただけることと思います。

誰かに話を聞いてもらって前にすすみたい時や、心のケアの必要性を感じるときに、このロゴマークでますます思い出していただきやすくなるといいいなと思っています!

私はとっても気に入っていま~す!

# by sydjapsy | 2010-12-12 18:31 | クリニック

WHや学生の方への心のカウンセリング。相談室はシティの真ん中、タウンホール駅近の徒歩3分です。

ワーキングホリデーや学生で、まだ豪での生活が短い方へ。

いろんな環境の変化やら、思い描いていたことと現実とのギャップやら、バイトやシェア先、学校での人間関係やら恋愛問題やら…。

こころにストレスを感じている方やこれからの方向性を見出したい方で、心のカウンセリングに興味のある方は、どうぞお気軽にお電話ください。

相談室はシティのまんまん中、タウンホール駅からたった2ブロックしか離れていない徒歩3分、ハイドパーク沿いです。

先にドクターで紹介を受けてくだされば、お持ちの海外旅行保険でカバーされて自己負担なしも可能です。

豪ではカウンセリングはとても身近です。きっと知り合いにも、受けたことがあると言う豪人がたくさんいることでしょう。海外体験の一つとして、必要性を感じるときには、積極的に心のカウンセリングを活用してみませんか?

★★★シティ・クリニック・スペシャルと題してキャンペーン!!→ 海外旅行保険をお持ちの方に限り、30分無料トライアル・カウンセリング!!心のカウンセリング・クリニックってどんなところ??どうぞ、見に来てどんな感じか、来て話してみたいと思うのか確かめてください。これはお試しとして30分無料の心のカウンセリングです(お一人さま一回限り)。保険も使いません。ちょっと誰かに話してみたいという方、お気軽にどうぞ。

お電話でのお問い合わせ、歓迎です。気軽にかけてみてください。 0416-006-835 です。



Sydney Cocoro Clinic シドニーこころの相談室

Psychologist Shiori Yano 臨床心理士 谷野汐里

St. Jamese Trust Building, SUite 613, Level 6, 185 Elizabeth Street, Sydney, 2000

# by sydjapsy | 2010-12-01 09:03

スカイプや電話による心のカウンセリング。遠方の方へ。

私の日本語によるカウンセリング・クリニックは、シドニーのシティ、チャツウッド、ノースブリッジ、ホンズビーの四ヶ所にありますが、オーストラリア全土の遠方の方でこころのケアが必要な方に、スカイプや電話による心理カウンセリングを始めました。

当方、臨床経験二十年のサイコロジスト(豪)かつ臨床心理士(日本)です。豪でカウンセリング・クリニックを始めてから十年以上になりますので、在豪邦人の心理カウンセリングの経験がどんどん増えてきました。

サイコロジストによるカウンセリングは保険適応がたいへん幅広いのが特徴ですが、今のところスカイプや電話カウンセリングに対しては保険適用がありません。しかしスカイプや電話という手段で、当方にかかる経費も非常に少ないので、通常料金よりかなりディスカウントした料金を設定しています。

ご希望、ご必要を感じる方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

# by sydjapsy | 2010-11-28 23:41 | 最近頑張りたいと思っている分野

チャツウッド・オフィスへ


チャツウッド駅を背にして、ビクトリア・アベニューを歩いています。十一月、きれいな青い空になって来ました。鳥が飛び立ちました!

# by sydjapsy | 2010-11-10 17:05 | クリニック

サイコロジストが、National Registlationになりました。


今までは州ごとの登録だったサイコロジスト。私も2000年から、NSW州のpsychologist boardに登録して来ました。

この度、豪全国で統一され、全国規模の登録となりました!!National Registlationです。これで、豪の他の州でも、サイコロジストとしてすぐに仕事ができるようになりました。その初めての全国規模の登録証が、州の登録から自動的に移行されて送られてきました。

なんだかうれしい!!最初にこの国でサイコロジスト登録できた時の気持ちを思い出しました。

# by sydjapsy | 2010-11-08 13:05 | 研修

ビクトリア・アベニュー


チャツウッド駅ウェストフィールド口からまっすぐ伸びるビクトリア・アベニュー。今日はシティのオフィスでケースをやってから、チャツウッドに移動しました。このビクトリア・アベニューをまっすぐ来てくださいね。




# by sydjapsy | 2010-11-07 15:46 | クリニック

資格と守備範囲の違いについて

よくあるご質問にお答えしておきたいと思います。

豪でカウンセリングができる資格として、主にサイコロジストとカウンセラーがあります。私は豪のサイコロジストで、日本の臨床心理士です。

サイコロジストになるには大学で心理学を専攻し、その後大学院のマスター・コースや指定の研修を行ったことを認定されて、州のHealth Boardに資格登録され、日本では資格試験に合格する必要があります。合計5~7年かかる気の長いコースです。

カウンセラーは豪では実はたった1年間の勉強で資格がとれてしまいます。しかし日本にはカウンセラーと言う資格自体が存在しません。日本でカウンセリングが正式にできるのは臨床心理士だけです。つまり、なるのに7年以上かかるサイコロジストしか資格としてはないんですね。(他に短期間の研修だけでなれるNPO法人認定カウンセラーなるものもあったりしますが、それは資格としては心理臨床業界で一切認められていないと言わざるを得ません)。

豪ではサイコロジストもカウンセラーも両者ともカウンセリングができますが、なれるまでの勉強量と年月が明らかに示していると思いますが、サイコロジストはより上位の資格として位置づけられていて、行える守備範囲が広いです。心理の専門家として位置づけられているので、心理検査や発達検査などのアセスメントをして心理査定レポートを書くことができます。例えば移民局や裁判所に資料として提出する書類は、サイコロジストでなければ書けないことがほとんどだと思います。
 
例えば大工さんのようなことをできる資格の種類として、豪にはビルダー、カーペンター、ハンディマンがありますね。ビルダーが最も資格がとれるまでの要件が厳しく、またやっていい範囲も広いのだと思いますが、サイコロジストは建築で言えばこの最上位のビルダーと同等のようなもの、とご説明できると思います。

だからMedicareは、資格要件の厳しい、高い専門性が認められるサイコロジストしかカバーしないのです。

しかしサイコロジストの守備範囲は心の病理的な分野に限られるかと言うと、けっしてそんなことはありません。確かに、心理についての高い専門性が認められているために、医師と連携して仕事をすることは多いです。病院臨床をやっていれば、そのような病理の深い患者さまに会うことが多くなるでしょうが、開業臨床の場合、ちょっとした悩みやブレイクダウン、また進路やさらに良い関係を求めて、といったクライエントが大半です。精神構造としてはとても健康な方だけれど、最近のストレスやトラウマを乗り越えるために…といった方がとても多いです。

心の病理の深い人がサイコロジストに会いに行き、もっと一般的な問題なら他の資格の人の所に行く??という振り分けのイメージについては、明白に「それは誤解です」と言いたいです。だって事実ではないのですから。

サイコロジストは研修期間が長いですから、病院臨床の中でよくお会いするような病理の深いクライエントについても経験はあります。そのような方についても守備範囲にできることが多いとも言えます。しかし、病理の深い方だけの専門、ではありません。正確には「病理の深い方から健康度の高い方まで守備範囲が広く、経験が多い」のです。

また私自身は、自分のことをカウンセリング・サイコロジストだと思っています。私自身が一番好きで得意分野だと思っているのは、非構造的で、共感的なカウンセリングです。もちろん認知行動療法やさまざまなスキルを、クライエントの必要に応じて応用しますが、治療的人間関係は、そこからしか発展していかないことが身にしみているからです。クライエントの方に役立ちそうなことは何でも提案して、取り入れられるものは取り入れていこう、といったスタンスですね。そして何よりも、その方の思いを共感して聞くカウンセリングにその足場を置いています。

大学院を出てから、私のキャリアはずっとこの分野、心理臨床で、カウンセリングの経験は非常に長く、すでに20年以上になってきました。日本でも臨床心理士の資格を持ち、働いた経験があるので、日本人の心にありがちな問題にずっと関わっていますし、豪に来てからのこの十年では、在豪邦人の心にありがちな問題について経験が長くなって来ました。

もちろんカウンセリングは人間関係ですから、人と人との相性がありますね。それは間違いのないことです。私自身は、自分がクライエントだったらこういう風に扱ってもらいたい、こういう風には扱って欲しくないという自分の感覚を何よりも大事にしたいと思います。臨床家本人が自分自身の問題を持ち、クライエントを丁寧に扱えない、またはむしろ傷つけてしまうという残念な事例を、長い心理臨床人生の中で、正直見聞きしたことも多々あります。そうはなりたくない、援助するということは一体どういうことなのかという難しい問いを、常に問題意識として持っていたいと思っています。

臨床家を選ぶ際には

*資格が何か
*臨床経験の長さ
*保険カバーの有無や費用面
*アクセスしやすさ(クリニックの場所)
*その方の持ち味や相性

などをポイントに、ご自分のその時のニーズにあった所を選ぶことをお勧めします。

そのためにはまず電話で気軽に問い合わせて、以上の点について質問をしてみる(特に、私だったら経験の長さについて納得した上でカウンセリングを受けるというのは重要なポイントです)、またその方の雰囲気を確かめてみることが大事だと思います。

お電話での問い合わせ、歓迎です。お気軽にお電話くださいね。敷居はか~なり低かったことに、気づいていただけるのではないでしょうか。

# by sydjapsy | 2010-11-04 08:00 | 資格による守備範囲の違い

生きていて欲しい。生きていきましょう。

日本では、一年に3万人以上の人たちが自殺するという現実が、もう10年以上続いています。以前は1万数千人が亡くなる交通事故死のことを「交通戦争」と呼びました。今、この悲しい事態を何と言い表したら良いのでしょう。ほんとうに心が痛みます。
 時々、どうしようもない現実の中で、生きていてもしようがない、生きる意味なんてどうでもいい、死んだ方がましだと感じてしまうことがあるかもしれません。インターネットでも自殺の仕方を教えたりするサイトがたくさんあります。それに、評論家の中には、自殺を肯定したり、「それもわかる」なんて語る人もいます。でも、決してそういう声になびかないでください。そう言っている人たちも、みんな生きているではありませんか。
 人生には、確かにとても辛いことがあります。でも良いことが長く続かないのと同じように、悪いことも長くは続かないのです。人生というものは、良いことと悪いこと、嬉しいことと辛いことが、縦糸と横糸のように織りなされながらできていくものなのです。今の空しさ、今の厳しさが、あなたの最後の縦糸なのではないのです。

 吉高 叶

# by sydjapsy | 2010-11-03 19:25 | 心に残ることば

人間に残された最後の自由

人間に残された最後の自由とは、
目の前に起こるどのような状況に対しても、
自分の態度を自分自身で選び取る自由だ。

  フランクル(強制収容所を経験したユダヤ人精神科医)

Tha last human freedoms - the ability to choose one's attitude in a geven set of circumstances.

Victor Frankl

# by sydjapsy | 2010-10-31 07:38 | 心に残ることば

私がどんなに絶望しようが

私がどんなに絶望しようが、どんなに生きたくないと思おうが、いのちというものが一生懸命生きようとしている。

   星野富弘

# by sydjapsy | 2010-10-31 06:17 | 心に残ることば

自信を持って、あなた自身で

世界にあなたは一人しかいないのだから、自信を持ってあなた自身で踏み出して行きなさい。

  マーサ・グレアム

# by sydjapsy | 2010-10-31 06:03 | 心に残ることば

涙とともにパンを食べたものでなければ

涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味はわからない。
         − ゲーテ (詩人)
* * *
そうかあ、人生の味なんですかねえ、人生にはそこここにあるストレスも。簡単には理解しがたい、これも人生の醍醐味なんでしょうかねえ。複雑な味ですねえ。

人生の探求を何十年もかけてやらせてもらえるのだから、そんなに簡単に分かるはずのものでもないのでしょうが…。いや~なかなか手ごわい。かめばかむほど。

簡単には理解できない人生の謎に、最後の最後までその深遠さに?はてなマークだったりするのかなあ。だって楽しいばかりや、理解可能なことばかりでもないし。まさに清濁入り混じった総合体験。

ゲーテのこの言葉は、優しいなあ、思いやりにあふれていると思いました。私たちが苦悩することにも、泣くことにも意味があって、まさに人生の味の複雑さを体験するという豊かな経験をしている。それでいいんだよと言ってくれているみたい。

こんなこと言ってくれたゲーテってどんな人?ともっと知りたくなって検索してしまいました(笑)。

# by sydjapsy | 2010-10-28 23:59 | 心に残ることば

PMS

PMS、ご存知ですか?Premenstrual Syndrome、月経前症候群。

精神症状の気分障害に焦点をあてると、PMDD、Premenstrual dysphoric disorder、月経前不快気分障害と言うんですね。PMSの方の約5%がこれにあたるとか。

女性のみなさん、覚えがありませんか?…私、つい先日大勃発しました。生理の2日前。も~~~、仕事中以外は一日中泣いてました。ほんっとに一日中です、断続的ですけど(鬼の目にも??)

翌日、かなりケロッと大丈夫でした。生理日にはもうかなり大丈夫なことが多いんです。

不思議なもので生理の初日や前日ではないんですよね、私の場合。クライエントの方におうかがいすると、同意見もかなりお聞きしました。気分の最悪日は、生理日の約二三日前。

排卵日後の黄体ホルモン期にPMSは起こるそうですが、特に最悪日が生理日の二三日前にやってくる傾向が…。

PMSで気分のイライラや落ち込みのある方、ドクターに相談するのは勿論ですが、気分の方に関しては私の所にも相談にみえませんか。女性同士のお話をしましょう。

# by sydjapsy | 2010-10-28 21:53 | 心理士のきままなエッセイ

考えない&スマイル

私たちは常に心の中の現象とつきあっていますね。何か傷つくことがあった時、そのことばかりに心がこだわって、現実的に何が変わるわけでもないのにぐるぐるぐるぐる考え続けてしまい、その結果気分が落ち込んでしまうことがあります。

そういう時には、できるだけ考えない!目の前の現実にだけ意識を向けるというスキルが有効です。
マインドフルネスと呼ばれるスキルで、私もカウンセリングの中でお教えしたりいっしょに練習することがあります。呼吸に意識を集中する所から始めます。

心の中の嵐から比較的フリーなら、私たちは随分とストレスが少ないですよね。現実で起こる出来事とともに、私たちの心の中で起きている現象が、いかに私たちの生活に大きな影響を与えているかと思います。

それから気分が沈んでいて、どうにかしたい時は・・・とりあえず笑ってみる。ニコ~ッと満面の笑みや爆笑はできないかもしれませんが、多少のスマイルの表情くらいは気分が沈んでいてもかなりできるものです。そうするとあら不思議、少し気分が晴れませんか?

普通は面白いから笑うのですが、笑う表情をあえて作ることからも、私たちは少し楽しい気分になることができるんですね。

スマイルすれば顔の筋肉がいい感じにリラックスします。スマイルと気分のよさはつながっているので、スマイルからでも気分がひきずられて少しアップするんですよ。やってみませんか?

# by sydjapsy | 2010-10-09 10:19 | 心理士のきままなエッセイ

見通しがつく

人間の感情ってほぼ二十分ほどしか持続しないんだそうです。Lifeline(日本ではいのちの電話です。それの豪版)の研修に出ていたことがあるのですが、そこでそういう話が出ました。アップセットして泣きじゃくっている人がいても、普通はほぼそのくらいの時間で落ち着いてくると。三、四十分も、一時間も泣き続ける人はほとんどいないと。

人生の経験が増えてきて、見通しがつくようになるって大事なことだと思うんですね。その経験のただ中にいる時は、全身全霊でその経験をしてしまっていて、なかなか一歩引いてそういうことを思い出せなかったりするものなんですが。

すごく辛い気持ちになってアップセットしている時、あ~この気持ちもそんなに長くは続かないんだ、全力で二十分泣いたら落ち着いてくるから今は泣いておこうとか、なるようにまかせようと思ったりすることが少しはできるでしょうか。

また夜中に寂しくなったり、落ち込みきってしまう方がいらっしゃいますが、夜中にあれほど気分的に追い詰められたのに、一晩寝たら翌朝、翌日にはかなりけろっとしていた、といったような経験がありませんか?

気分の問題は、脳内の化学物質のアンバランスによる要因が強いと言われています。そのアンバランスに働きかけるために、抗うつ剤を飲んだりするんですね。この脳内科学物質、睡眠中にかなり貯蔵され、バランスが回復するようです。身体活動を停止して省エネモードになっている寝ている間に、脳内化学物質を夜間工場のフル電力を使ってたくさん作っているんですね。朝起きたら、気分が回復している訳です。睡眠不足だと、脳内化学物質の貯蔵が少ないままに一日をがんばることになってしまいますね!精神力が持続しなかったり、落ち込みやすいリスクが高まってしまいがちなんですね。

夜中に落ち込んでしまうのは、脳がすでに一日を過ごすうちに貯蔵していた脳内科学物質をほとんど使ってしまい、残り少なくなっているための生理現象である部分があると思うのです。

小さな子どもを育てていると、夕方や夜に大泣きする現象をよく見ませんか?疲れ過ぎてまたは眠くなってきて、でも本人も周りもそうとは気づけずに、本人は大まじでママに何とかがされたのが不満だったとか、兄弟に~されたと言って大荒れ、大泣きするという現象。これと同じようなことが、大人の脳にも起こって、夜中に落ち込みやすいのだと思います。

夜中に落ち込んでしまったとき、だから自分はダメなんだ、こんな自分ではうまくやっていかれない、何もいいことがあるはずがないとどんどん否定的哲学を深めていってしまわずに、あ~もう脳内化学物質が枯渇して気分がダウンしている、早く休んで寝てしまう、もしくはビデオでも見て関心を内界からそらしてしまう、といったことができるでしょうか?

# by sydjapsy | 2010-10-08 21:31 | 心理士のきままなエッセイ

航海が続きます

船に乗って大揺れして、ひどく船酔いした経験がありませんか?

私はあります。四国からのひとり旅の帰り道の、高松から神戸へのフェリーの中でひどく船酔いしてしまい、脱水症状を起こして神戸港に救急車を呼んでもらい、乗客のうちイの一番で担架にくくられて降ろされた経験が…(ああ恥ずかしい、どんな急病人が出たのかと乗客のみなさんに見られてしまいましたし、多くの人の手を煩わせてしまいました)。

小豆島を過ぎた頃から悪天候となり、気持ちが悪くて横になっているのに、大波を下に下るときなどは、ジェットコースターの上から落ちるのを何度も繰り返すような思いをしました。しょっちゅう頭が下になって、始終揺らされるんです!!暑い夏の日に過密なスケジュールのひとり旅で、私自身の体調が疲れきっていたのもあったと思います。そのまま救急に運ばれて神戸の病院に一泊入院しました。今となっては忘れられない懐かしい思い出ですが…。

人生とは降りられない航海中の船の中のようだなと思います。凪の日が多くとも、嵐の大荒れの日も必ずやって来ます。船がものすごく揺れて体調が悪くなっても、船を降りることはできません。気持ちが悪くてしんどくて限界でも、いつ終わるとも分からない揺れの中に身を任せて、その時間をやり過ごす(生き抜く)しかできないのです。

経験を積むにつれて、航海術に長けてくるとか、船酔いしにくい過ごし方を身につける、だんだん船酔いに強い体質になってくる、すでに経験があることによって全体の見通しがつくから、しんどいのは山々でも以前のようには恐れなくなってくるなどは、できることがあります。そういったことのお手伝いをするのが、カウンセリングや心理療法であると思います。

ただ、航海を続けている(生きている)以上、悪天候の日が来ること自体は避けることができません。そういう日々が必ずあります。

そのしんどさややるせなさや辛さを共感しつつ(だって誰だって、私だってそういう航海中の一人なんですから、それは私自身の問題でありよ~く分かります)、それでも航海を続けてさえいれば、また平凡で繰り返しではあっても凪の日にあたたかな甲板で日向ぼっこをしたり、海や島影を眺めながら食事を楽しめたり、今まで見たこともなかったような美しい景色が見られ、予想もつかなかった素晴らしい経験ができることもまたあることを思い出していっしょに歩んでいくことができたら…と思います。

# by sydjapsy | 2010-10-06 11:43 | 心理士のきままなエッセイ

人は誰でも

この世に生きる価値のない人などいない。

人は誰でも、誰かの重荷を、

軽くしてあげることができるのだから。

チャールズ・ディケンズ

* * *

うれしい、うれしい言葉だと思いませんか?
そう機能できれば…と本当に思います。
そのつもりでも、それがなかなか難しいのですが…。
少なくともそれに向けて、いつも努力していたいですね。

# by sydjapsy | 2010-10-03 01:31 | 心に残ることば

人の目が気になって仕方がない方へ

人の目が気になる…というのは文化的に日本人には特に強いものとは思いますが、通常以上に、例えば街を歩いている知らない人に対しても、自分のことをひどく扱ってくるのではないか、何か悪口を言われてしまうのではないかなどと、気になって仕方がないという症状を持つ方が、ときどきいらっしゃいます。

そういう方には、街行く人は普通その人の用事で忙しくて、別に多くの群集の中のたった一人に過ぎない自分のことなんか全然気にしていない、道行く人は(ちょっと言い方はひどいかも知れませんが、極端な例えとして)ベルトコンベアでどんどん流れて来るかぼちゃと同じくらい、何にも気にならず、ましてや自分を脅かしてくる訳なんかない存在に見えるようになりましょう!!というのをどう分かっていただけるのか…と四苦八苦して、いろんなことをします。

同時に、容易に他人からバウンダリー(自我境界)を脅かされないようになる、自尊感情による張りを作って行くこともとても重要です。

自分が気にするほど、他の人はたいてい自分のことは気にしていないんですよ。自尊感情に十分な張りがあれば、脅かされる感じがすることも減ってきます。

このような問題をお持ちの方、いっしょに、かぼちゃ畑でリラックスして歩けるようになりましょう。

# by sydjapsy | 2010-10-02 01:42 | 心理士のきままなエッセイ

なつかしいシドニー・オリンピック


最近懐かしいシドニー・オリンピックのマークやら番組やら雑誌記事やら、よく見ますね。シドニー・オリンピックは2000年9月15日からで、そう、ちょうど10年たったアニバーサリーなのです。

シドニーに長くいらっしゃる皆さんは、あれから十年たったのか…と感慨深いのではないでしょうか。オリンピックという特別な出来事の節目は、十年という月日を実感させますね。

シドニーで過ぎていく人生を、かけがえのない自分のものとして認識できていらっしゃいますか?

# by sydjapsy | 2010-09-25 22:16 | 心理士のきままなエッセイ

シティ・オフィスのお花


シティ・オフィスをシェアしている豪のサイコロジストのシンディがいつも買って来てくれるお花。心理クリニックを必ず生花で飾りたいという彼女のこだわりには脱帽です。

毎日シティ・オフィスに行って違うお花を見ると、私もうれしくなります!

# by sydjapsy | 2010-09-25 22:06 | クリニック

セミナーへ


今日は昼間の仕事の後、サイコロジストの資格保持のためのポイントを取得するためのセミナーで、ランドウィックへ。夕暮れで混み合うハーバー・ブリッジを通過中。

場所はランドウィックの巨大病院内にある心理のインスティテュート。内容は、うつ病のトリートメントとしての運動療法。私の一押しのテーマだったので、是非行きたかったのです。今後、うつの治療に運動療法がどんどん取り入れられていくと思います。気分が落ち込む方は、ぜひ運動を試してみてください!!たくさんの豪のサイコロジストと、あるケースにどんな治療プランを立てるかについて、スモール・グループ・ディスカッションもしました。

# by sydjapsy | 2010-09-25 21:55 | 研修

サーキュラー・キーでお仕事


出先での仕事で、サーキュラー・キーに来ました。雲が多い日でしたが、このサーキュラー・キー駅の高架からの眺めが好きです。

シドニー・ハーバー上空の、今日の雲もダイナミックで美しいと思いました。

# by sydjapsy | 2010-09-25 21:47 | 心理士のきままなエッセイ

ホーンズビー・オフィスで


オフィスを共有している豪のカウンセラー、ジョイが行けてくれたバラの花。この西洋人のアートなセンス、見習いたいっ!!

# by sydjapsy | 2010-09-25 21:34 | クリニック

平日夜のケースへ


夕方ですが、今日はこれからシティに向かってケースです。平日の昼間はお仕事や学校に行かれている方のために、平日の夕方から夜、または土日にケースを入れることもあります。どうぞご相談ください。

# by sydjapsy | 2010-09-25 21:30 | 心理士のきままなエッセイ

美しい夕焼け


夕焼けが大好きです。よく眺めれば、息を呑むほど本当に本当に美しい。
私たちは毎日忙しすぎて、夕焼けを見てもほんのちょっとだけ、すぐ目をそらして忙しい生活やPCの画面に戻ってしまったりしていないでしょうか。

こんな美しい夕焼けや、こんなに美しい月の見られるこの世界に生きていることをちゃんと日々喜んでいきたいです。人生は退屈や苦悩にあふれているんですから、せめてうれしいことや美しいことやおいしいものを、ちゃんと評価していかないと。人生をまあまあいいものと思えるのかどうかは、そういうものをちゃんと意識して評価しようとする私たちの意識次第でもあると思うのです。

# by sydjapsy | 2010-09-25 21:05 | 心理士のきままなエッセイ

セント・ジェームス駅


シティのオフィスは、タウンホール駅から徒歩3分、2ブロックしか離れていませんが、シティ・サークル線のセント・ジェームス駅からはもっと近いかも…。セント・ジェームス駅は、オフィスのあるエリザベス・ストリートの向かい側にあります。

このセント・ジェームス駅、みなさん降りたことあります?すっごいレトロで雰囲気にあふれています。どこかヨーロッパの国の古い地下鉄みたいだ…と私は毎回その雰囲気にうっとりしてしまいます。

ぜひ降りてみませんか?お勧めです。

# by sydjapsy | 2010-09-25 20:44 | クリニック

人生の知恵がはたらいているとき

晴れる時もあれば、曇りの日もある、雨の日もある。

同じように私達の心の天気図はいつも変化していく。

そして心萎えるそのときこそ、生きていることの不条理、

重さをすべり落とし、

また元に戻って春を待ち、生き続けていこうとしている

人生の知恵がはたらいているときなんだと、

考えることはできないでしょうか。

     - 五木寛之(小説家)

# by sydjapsy | 2010-09-15 22:56 | 心に残ることば

情緒的応答性

ガソリンスタンドの話でもジムの話でも、書いていて思いましたが、私は自分のやった行動に対して他者からポジティブな反応をされたと感じて、それがとてもうれしい特別な体験になるのですね。

このような現象に、情緒的応答性という概念を思い出します。乳児と母親の相互コミュニケーションにおいて、この情緒的応答性に満ちている状況が、子供の豊かな心を育むと言われます。

小さな子供を育てていると、このような場面に頻繁に出くわします。子供が何より喜ぶのは、子供がやった何かに対して、こちらが面白がったり微笑んだり、何か否定的ではない反応をした時です。その時子供は、他の時とは格段に違う喜び方をします。さらにその母親の反応を引き出そうと、ますます何かをやったりします。

子供は、他の何かに対する母親の反応にではなく、他でもない自分のやった行動に対する母親のポジティブな反応の中に、自分がいいものであるということや、自分が他者にポジティブな反応を引き起こせる力のあることを感じて、とても満たされ、うれしくなるのです。

このような現象を大事にしていくことは、乳児の心を育てる育児において、一番くらいに大事なことではないかと思います。また自閉的傾向や発達障害のあるお子さんであるならなおさら、そのような情緒的コミュニケーションの成立のしにくさを持っているのならなおさら、情緒的応答性を伸ばすことに主眼をおいた関わりの意味があるように思います。

かつて日本で教育相談室に勤務していた若かりし頃、子供たちのプレイ・セラピーをたくさんやりました。自閉的傾向の子や発達障害を持つ子供たちにもたくさん会いました。さまざまな技法を用いましたが、プレイ・セラピーでの情緒的応答性の発達が力を持っていることに確信を得る経験をたくさんしました。発達のタイミングでもあったのでしょうが、象徴遊びを通じてコミュニケーションを深めていった所、言葉のなかった障害児に言葉があふれるように出てきたり、という感動的な体験もしました。

カウンセリングの大事な要素でもあるように思います。またお母さん方、ぜひ子供さんへ情緒的応答性に満ちたやりとりをいっぱいいっぱいしてあげてくださいね。将来のメンタルヘルスの基礎を作れますように。

# by sydjapsy | 2010-09-14 20:12 | 心理士のきままなエッセイ

ジムで

ジムに行くのが好きです。運動は体はもとより、気分を変えるのにとても良いです。

ボディ・ステップというハイ・インパクトのエアロビクスを約45分、全力で踊ります。残りの15分くらいが腕立て伏せや腹筋の時間です。できるだけ途中退室はやらないようにはしていますが、次の予定があって急いでいる時は、この最後の15分をすっ飛ばして外に出てしまうこともあります。

私はその途中で出てしまう時に、インストラクターに向かって日本式に礼をしてThank youと小声で言ってから、出るようにしています。インストラクターは忙しくて見ていないことの方がほとんどですが、やっぱり何もしないで当たり前みたいに出るよりは、感謝の気持ちを表現してから出た方がいいかなと思って。西洋式ではなく、極めて日本的な表現の仕方なのでしょうが、それ以外に表現する方法も思いつかないので…。

ある日、インストラクターはいつものように見ていなかったと思いますが、私が出ようと後ろを向くと、私の後ろにいた西洋人の中年女性が私の様子を見てすごくニコニコしていました。

そのニコニコはけして嫌な感じではなく、私に「あなたのそのお辞儀は微笑ましい。見ててこっちもうれしくなった」とポジティブな気持ちを向けてくれているようで、その方のニコニコを見て、私もうれしくなりました。

こんなちっちゃなことでも、あれはうれしかったなと思い出します。その後ジムに行っても、その方がどなただったのかもよく分からなくなってしまい、話し込むわけでもないのですけれどね。

こんなことでも、その日は気分がよくなっていたい。人生って捨てたものではないなと思えれば。うれしいことに関しては閾値を低く、感激屋になりたいものですね。

# by sydjapsy | 2010-09-14 19:26 | 心理士のきままなエッセイ

人は、自分の話を時にはじっくり聞いてもらいたくて仕方がないものです

本来、人は自分自身のことを語りたがり、

それを他人に真剣に聞いてもらいたいと思っている。

それは単なる気晴らしのためばかりではない。

生きていくために食事以上に大切なことといってよい。

エリック・バーン(精神分析医)


人はなんと、自分の話を誰かに聞いてもらいたいものでしょう。ジャッジされずにお説教されずに、ただ自分の心が流れるままに、それを静かに聞いてもらいたいものなんです。話を聞いてもらえる状況の中で、自然に展開されていく流れをせき止めずに、ねじまげずに、自分の思ったように展開させてくれる、そして時には聞いている人にはその話はどのように感じられるかを聞いて、それをまた刺激にして考えを進めていきたいものなんです。その時間を経ると、問題自身は何も変わらなくても、自分の心がすっきり整理されて来たのを感じることがあります。

カウンセリングとは基本的にそのようなことであると思います。私も誰かに、自分の今考えていることを聞いてもらいたいなあと思うことがあります。しょちゅうあります。そういう時には日本の旧友まで長電話することもあります。そういう流れが成立する友人は、特別な存在です。相互カウンセリングしているようだね、と言い合っています。

ストレスの多い人生の中で、自分の話を聞いてもらうことは、誰にでも必要、あるいは本当は不可欠なことなのだと思います。それが時には成立する友人、家族、パートナーを持っている人は幸せだと思います。

しかしそういうセンスのある人を探すのが難しかったり、あるいは日常生活では利害関係や忙しい現実生活もありますから、そういう間合いを作ってもらえる人を探すのが難しい時もとても多いです。また、そこでの話を他の人にはむやみに口外しないということに保障もないので、不安であったりもします。

カウンセリングという設定は、プロフェッショナルなものではありますが、基本は人が人の気持ちにどのくらい寄り添うことができるか、上に書いたような機能をどのくらい実践できるのか、ということだと思っています。

私はこの機能に惚れて、この人の営みに何よりも触れて過ごしていきたいと考えるうちに、これを勉強せずにはいられなくなり、やがて資格につながって職業にするようになりました。私自身が自分の心にたえず欲しくてたまらなかった機能を、私も身につけたいと思うようになり、その機能を他の人の心のためにも果たせるようになりたいと思いました。ましてやそれが職業にできるなら、この上ない幸せだと思いました。それから長い長い勉強になって、学費や仕事上の待遇その他の面で、うちの親を泣かせました(ありがとう)。

それが実現している今、幸せだなと思います。20代前半の頃に志し、実践したくてたまらなかったカウンセリングに今も関わり、それを生業にすることができています。たくさんのクライエントの方の心に関わることができ、私が一番価値を感じる機能や流れの中に日々身を置くことができていて、その点では私は幸せです。

誰にでも時に必要なこの機能を欲しいと思うとき、どうぞご連絡ください。

# by sydjapsy | 2010-09-14 10:42 | 心理士のきままなエッセイ

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